消費者金融業界の大元

消費者金融は融資の利息により利益をあげています。つまり貸し付けを行わない限りは利益を上げる事はできません。そして貸し付けを行うだけでなく、実際に利益を出すためには、貸し付け総額の元本そのものを引き上げなくてはなりません。つまり消費者金融は莫大な元手となるお金を所有し、その金額を基に貸し付けを行っています。ではこの元手となる金額はいったいどこから出ているのでしょうか? 信用機関とは別にそれなりに情報の共有は行っており、誰がどの位の金額をどこから借りているのかというのは、すぐに判明すると考えて良いでしょう。もし多重債務なのに審査に通ったからといって、自分が多重債務者かどうかどうせ相手にはわかっていないと安心している人がいればその発想は危険です。そしてこういう安易な発想を行なう人は、必ずまた借金を繰り返してしまいます。貸し付け総額が増加し切迫してくると、消費者金融業界は貸し付けを絶対に行わなくなります。貸してもらえるうちは華であり、万が一の時に借り入れが行えないという最悪の事態を起さないためにも、借金総額を減額する事は常に念頭においておきましょう。